時間越しの景色

冬の野山の寂しげな雪たちも、時間越しの景色にはきっといないんだろうな

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連続ネット小説 「第四話 家、逃げ出した外」 EPISODE:04 Indoorcat's Dilemma

先日、親友のトムとこんな会話をした。
「OH、ドウシタンダイトツゼン、ナニカアッタノカイ?」
「なるほどねぇ」
「ワケヲハナシテクレYO!」
「なに、諸般いろいろな事情で車を障害者スペースに止めることが多かったんだ」
「ソレハタイヘンダNE!」
「落ち着け、まだこの先はあるんだ、トム。まぁ、そんなわけで、時にはその障害者スペースが埋まっていることもあるんだ。しかし、そこには見た目は健常者の人が停めているのさ。それどころか、酷い時なんて見るからに健常者が我が物顔で停めに行くのさ」
「ナルヘソ!ソレハモンダイDA!」
「ところがそうでもないんだよトム、やっぱり彼らは障害者だったんだ」
「NA、ナンダッテェ!」
「考えれば簡単なことだったんだ。彼らはその障害者専用という文字の読めない文盲だった、つまり脳に障害があったのさ。まぁ、どうやって免許を取得したのかは知らんがね、あのアール…」
「ヤッパリヨウジョハサイコウダNE」


家、逃げ出した外

外界というものは、いつもどうして馬鹿げているのだろう。
この僕が、あの世界では恐いもののない僕が、なぜ卑下されなければならない。
信じられない、いったい何なのだ。
生きている人間のいるところなんか、行きたくない。

家、やはりここは何にも変えがたい。
ここにはいつも僕を受け入れてくれるものがある。
目の前に映る少女なんか、もう僕意外見えていないくらいだ。
心地よい、これこそが人間の感じる至福というものなのだろう。

「そろそろご飯だよ~」

うるさい。
僕には、現実の世界より大切な世界があるんだ。
何人たりとも僕を邪魔することなんて出来ないんだ。

「早く降りてきなさい」

黙れ。
もう僕はあの世界を凌駕しているんだ。
街中を悠々と闊歩して歩く。
もうこの世界以外で生きていくなんて出来ないんだよ。
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  1. 2007/10/17(水) 21:55:09|
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