時間越しの景色

冬の野山の寂しげな雪たちも、時間越しの景色にはきっといないんだろうな

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みてるみてる

久しぶりに使ったこの言葉、これが今年最後の更新になるかと思うと、胸が痛いな。
みてる最新刊「未来は白痴」が発売された、一週間前に。
俺はもう、そのときに買って読んでいたが、如何せん更新意欲と言うものが乖離され、更新できずにいた。
これを人は、乖離性更新不可障害と呼ぶ。

ついでに、誰も見ないから転載しようか、最近の更新。
結構がんばったし、タイトルともちょっと関係してるかも。


いばらの森

光を失くした様な曇った瞳は
胸の奥に秘めた狂気を浮かべた

見える世界はみんな透明な壁の向こうで
生ける羊たちに鉄柵は聳える

信じぬ魂は永遠を彷徨って

すべてを拒絶して徒に苦しんでいた
あなたに出会えるまで
機械仕掛けられたこの世が枯れ果てても
穢れえぬあなたを抱いて

雨を体に受け心も溶かせたなら
触れることしかできぬあなたに交われるのか

逃げる羊をも縛る神よ

すべてを拒絶してあなただけ求めるのか
二人が堕ち行くまで
禁忌に塗れたこの手が触れていても
穢れえぬあなたを抱いて

神と対峙した囚われた檻の中
壊せない創られた愛
去り行くあなたが傷になって刻まれても
いつか癒せたなら
その時はすべてを受け入れて
そしてそっと泣いて


イメージとしては、「1頭の羊が迷えば、残り99頭をおいてでも探しに行くというが、その1頭は探してほしいのだろうか」といった感じ。
まぁ、タイトルからもわかると思うけど、具体的なコンセプト自体は他のものだけどね。
なかなかうまく表現できていると自負している部分は、
「雨を体に受け心も溶かせたなら
触れることしかできぬあなたに交われるのか」の部分。
温室で体を温めるシーンを思い浮かべてもらえれば満足。
「神と対峙した囚われた檻の中
壊せない創られた愛」の部分では、講堂内での場面。
宗教という壁にまける姿、そんな感じだ。

う~ん、悪くはないけど、昔ほど感動できるものもかけないな。
年とともに、完成は変わっていく、衰えを感じた一年だった。
キメ
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  1. 2005/12/31(土) 02:26:42|
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